結果を出し続けるために ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則|創造読書会おすすめ本

結果を出し続けるために ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則 羽生善治著

将棋界の最強棋士「羽生善治」さんを知っていますか?

将棋タイトル七冠達成や19年連続王座獲得など、多くの結果を残している最強棋士の一人です。

将棋の対局は緊迫した空気の中、何時間もの戦いになる。時として日をまたぐこともしばしある。

そんな極度の集中力が求められる世界で、多くのタイトルを獲得してきた羽生善治さんが結果を出し続けるために必要なものを私たちに教えてくれています。

 

結果を左右する三つの要素

羽生さんは勝負の場面で結果を左右するものは三つあると言われてます。

それが

  1. ツキや運

  2. プレッシャー

  3. ミス

です。

この三つに出会った時の考え方で結果は変わってくますし、これらによってメンタルが左右されるとも言われています。

ではひとつずつ見ていきましょう。

ツキや運

あなたは自分の望んでいる結果が出た時どう考えますか?

「やっぱり自分はすごい!」

「努力したかいがあった」などと思うのではないでしょうか。

私も以前はそうでした。

調子のいい時はこれでいいのですが、調子が悪く結果が出なくなると、他人のせいにしてしまうのです。

それはなぜか?毎回一喜一憂しているから、自分の感情をコントロールできていないので、自分を冷静に見れていないのです。

何が良くて、何がだめだったのかの判断ができなくなってしまいます。

羽生さんも本書の中で「一喜一憂しない」と書かれていました。

大事なことはしっかりと考えて分析していくことです。

そうすることで、良かったことと悪かったことをしっかりと見分けれます。

悪いところが見えているからこそ、結果が出た時も謙虚に「ツキや運が良かっただけです」と言えるのです。

この考え方は自分を成長させるためにも必要だと私は思いました。

常に謙虚に学ぶことが最善の方法であると思っているからです。

どうやって「ツキや運」を上げるのでしょうか。

羽生さんはこう言っています。

ツキや運を呼び込むための方法論

「ツイてる人の真似をすること」

しっかりとした決断のプロセスをもつこと。

決断のプロセスには三つあり、

 

一、直感

数多くある手の中から、二〜三の可能性に絞り込む。

二、読み

次の手のシミュレーションする

三、大局観

全体的な方向性や方針をつかむ

 

意外だったことが、一番目に直感があることです。

数多くの中から直感で選ぶとなると勇気がいるもの。

それができるということは経験が多いからなのかと疑問に思いました。

しかし直感が最初にあり、その次のことをシミュレーションすることでミスする可能性を減らしているわけであって、最後に戦略をもってきています。

この考えのやり方はとても新鮮です。

私の場合、考えて最後に直感をもってきていることが多く、それは考えた結果の答えではなく、最後は考えてもわからないから直感に頼ることが多いのだと反省しました。

また最初に選択肢を減らすことで、残りの選択肢に関して深く考えることができて最適です。

これはもちろん、羽生さんの経験があってのことですが、真似することはできると思います。

プレッシャー

結果を左右する要素のふたつ目は「プレッシャー」です。

プレッシャーは誰しも日々感じているのではないでしょうか。

周りから見たらプレッシャーは大小さまざまですが、本人にとってはどれも大きく感じます。

私から見た羽生さんは、とても大きなプレッシャーと戦っておられる方の一人だとです。

羽生さんはプレッシャーをどう感じておられるかというと、「結構いいこと」と言われています。

プレッシャーを感じるというこは、ある程度できる段階まできている状態だから、感じるとのことです。

登山で表現されていましたが、登山でいう8合目付近。

8合目まできても、自分では8合目と気づいていない。

あと少しだけど、自分の立ち位置が見えていないから感じるのです。

だからプレッシャーというのは、悪いものではありません。

最高のパフォーマンスを発揮するためには以下の三つが大事と言われています。

・リラックス

・楽しむ

・集中

これらを維持した時に最高のパフォーマンスができるのです。

しかしプレッシャーを感じている場面でこのような考え方は難しいですよね。

この状態にすることは困難かもしれません。困難だからこそ、できる人が結果を出せるのです。

羽生さんは「考え方を常に変化・進化させること」が大事と言われています。

どんな状態にあっても、考え方次第で優位に立てるのです。

このような状況で考え方を工夫するのことは、簡単ではありません。それこそ経験を積んでいくことで心の余裕とともに考え方も変化してくるのだと思います。

だから私たちができることは経験を多く積んで考える機会を多くもつことです。

考える機会が多いほど、考えは変化してきます。もっと考える機会をもつことが必要かもしれません。

ミス

結果を出すために必要な三つ目の要素は「ミス」です。

これはミスした後の考え方に関するもの。

羽生さんは本書の中でこう言っています。

大切なふたつのこと

・ミスをどのように割り切るか、受け止めるかというメンタル的な要素

・ミスしてもそれ以上傷を深めない、大きなダメージを被らないようにするというリカバリーフォローのやり方

大事なのはミスを受け止めた後、どうするかということです。

ミスはほとんどの場合起きるもので、事前にリスクを減らすことが大事で、どれだけリスクを減らしたとしてもミスは起きてしまうもの。

そこで起きた後にどういった考えや行動をとるかが大事。

しかしミスはなかなか割り切れないですよね。

ミスしたら後に引きずってしまうものです。

そこが早く割り切れるからこそ、結果を出せるんですよね。

結果を左右する三つの要素

結果を左右する三つの要素は

・ツキや運

・プレッシャー

・ミス

でした。

この三つに高いレベルでの対応をすることで結果を出せる人になれます。

ツキや運を感じたら感謝していくこと。ツキや運に勘違いして奢り高ぶらないことが大事。

ふたつ目のプレッシャーと三つ目のミスは、私たちが普段から取り組んで改善していかないといけない考え方です。

この考え方は、棋士の世界だけに限らず、私たちの社会の中でも必要なことだと思います。

この三つが兼ね備えた時に結果を出せる人へ成長していることでしょう。

チャレンジする人に

多くの経験を得るために、常にチャレンジしてほしいと思います。

羽生さんが言っている「勝負で大切なこと」は三つです。

勝負で大切なこと三つ

恐れないこと

客観的な視点をもつこと

相手の立場を考えること

恐れないことでは、チャレンジする場面ではプライドが邪魔をしてきます。

「自分を良く見せよう」「これくらいは失敗できない」など、チャレンジの邪魔をするのです。

その類のプライドは必要ないので、早く手放すこと。

「不必要なものは手放すこと」と言われています。不必要なプライドは手放しましょう。

客観的な視点をもつことでは、自分目線でも相手目線でもなく、中立の審判の目線で見ることを勧められています。

自分や相手の立場なら片方に偏った見方になってしまうため、両方を冷静に見られる審判の目線で見ること。

そして相手の立場を考えることでは、もし自分が相手だったらどういう行動をするか考えることです。

考える時は、三手先まで読むことが推奨されてます。

中立の立場で見て、その後に相手の立場で考えることなんてしたことのない私からしたら、新鮮すぎて慣れるまで時間がかかりそうです。

羽生さんの考え方なので参考にして取り組んでいきたいと思います。

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