『ドラッカーが教える営業プロフェッショナルの条件』|創造読書会書評

『ドラッカーが教える営業プロフェッショナルの条件』長田周三著

「ドラッカー」と聞いた時、「仕事」や「営業」を思い浮かべ避けてはいませんか?

私も営業の仕事をしている人が学ぶ考え方だとばかり思っていました。

しかし営業職以外の人もドラッカーの考えは学ぶべきなのです。

あなたは、

・うまく仕事で成果を出せない。

・時間の使い方がうまくいかない。

・成長できているかわからない。

・なにをしていいかわからない。

と悩んだりしていませんか?

これらの問題を解決してくれるのが「ドラッカー」の考え方なのです。

今回は長田周三さんの著書『ドラッカーが教える営業プロフェッショナルの条件』をご紹介します。

タイトルに「営業」と入っているため、「営業の仕事はしてない」と抵抗されるかもしれません。

しかし読んでみてわかったことは、営業という仕事は人間力を求められるということ。

そのため人間力を高めるためのことが書いてある一冊なのです。

成長するために

人間力を高める上で成長は欠かせません。

成長には二通りあると本書では言っています。

成長には二通りあるそうです。

同じことが前よりも手際よくできるようになることと、以前にはできなかったことができるようになることです。

 

はじめの方は、時間の経過とともに手に入れることができるものであり、後の方は自分の変化を必要とするもの。

自分が変化して学んでいくことが大切であり、自分を成長させてくれるものであると。

そして「なぜドラッカーの考えを学ぶ必要があるのか」

それは、

個人も企業も今になって準備ができていないとすれば、それは迂闊というものです。ドラッカーは言っています。「避けるためではない、備えるためである」と。
そして、何とも衝撃なことは、マネジメントについて書かれているはずであるのに、何に当てはめても気づきを得られることです。マネージャーとしての仕事はもとより、部下の指導にも、自分自身の研鎖にも、子育てにも、そして人生においても、です。

これから時代何が起こるかわかりません。

時代の変化のスピードはかなり早く、柔軟に対応しなければ時代においていかれます。

それこそドラッカーが言っている「避けるためではない、備えるためである」という言葉がしっくりくるのではないでしょうか。

将来に向けての準備を今のうちからすることが大事とドラッカーは投げかけていると感じました。

では備えるためには何をすればいいのでしょうか。

本書で成果をあげるために必要なことを綴ってありました。

 

成果をあげる能力・知識を成果に結び付ける能力

①時間を管理すること

②貢献に焦点を合わせること

③強みを活かすこと

④重要なことに集中すること

⑤成果をあげる意思決定をすること

 

この5点が成果をあげるために必要なものです。

そしてこの5点の中でも、1番目の「時間」がとても大事とも言っています。

成果をあげる人達は、時間が最大の制約であることを知っている。

成果をあげる者は、仕事からスタートしない。時間からスタートする。何に時間がとられているかを明らかにすることからスタートする。

成果をあげるためのマネジメントとして1番大事なのは「時間」です。

物事に優先順位をつけて、何から行うことが適切なのか、しっかりマネジメントしないといけません。

「優先順位」は継続するために必要なことにも、でてきます。

「何を始めるか」ではなく、「何をしないか」が大事と。

優先順位の低いものに使う時間をなくすことが大事です。

そして行動すること。

行動しない理由を見つけて言い訳することがありますが、それは適切ではありません。

言い訳をしないことである。思ったほどうまくいっていないからやり直そうと言えなければならない。
私が信条にしていることがあります。それは、「過去完了で語ってはいけない、かっこ悪い」です。

そんな言い訳をするというのは、自分で「やらなかった」自分を受け入れていないのです。このような感覚を「未完了感」と言います。人が何かに向かって進むことを阻害します。もし何かを「やり残した」と感じているのなら、今すぐにやってしまえばいいのです。

過去のことを語っても魅力はありません。

過去より未来を語らえるようになることです。

そのためには考えて行動に移していかなければなりません。

考えて計画を立てる、それを実行に移すのです。

アクションプランはその通りに実行すれば、求める成果が達成できるはずだという仮説なのです。仮説は検証しなければなりません。

行動を実行することは、自分の仮説が正しかったのかの確認作業です。

考えて終わりでは、仮説を検証することができないとのこと。

本書に書かれていたことは、知識をつけるだけでは意味がない。実行して経験することが大事と言われていました。

私たちは常に学び、成長していかなければなりません。

現状維持では成長はないどころか、衰退していきます。

そこで成長するために必要な姿勢も書かれていました。

知的な倣慢を改め、自らの強みを十分に発揮するうえで必要な技能と知識を身につけなければならない。

自分の現状を知り、自分に強みを伸ばしていくことです。

自分の強みはなかなか自分では理解していないもの。

自分では気がついていない強みを見つけていくことが必要になるのかもしれません。

おわりに

最後にマネジメントにおけるドラッカーの考えは学ぶべきことばかりです。

仕事だけでなく、教育や私生活においても応用できるもの。

マネジメントするためには自分を律することが大事であり、ものごとに優先順位をつけて取り組んでいく必要があると感じました。

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