世に名を駆せている人たちは、例外なく本を読んでいる。読書家のあなたも多くの本を読み漁っているのではないか。読書家というのは、書店でもネットでも欲しい本があると、迷うことなく購入する。

そうすることで多くの知識を得ていくのだが、ひとつ問題が発生する。そう、家中が本だらけになるのだ。読み終わった本というのは残して置きたいもの。

しかしすべてを残していては家中が大変なことになる。それを解決するのが本書『本棚にもルールがある』だ。

3つの本棚

一人暮らしの家には、大抵本棚はひとつ、家族で住んでいる家では数多くの本棚を持っているところもあるだろう。しかし著者である成毛さんは本棚3つを推奨している。

本棚というものはアップデートしていくものだ。多くの本棚を持っていると、多くの本を所有できる。しかし自分にとっての良書を残していくことが自分の成長につながる。

本棚の構成は「1.新鮮な本棚」「2.メインの本棚」「3.タワーの本棚」だ。

それぞれの本棚の特性は「新書を置くための本棚」「お気に入りの本を置くための本棚」「積読用の本棚」となる。

これらを使い分けることで自分の本棚を作っていく。

なぜ本棚を使い分ける必要があるのだろうか。使い分けるひとつの理由として著者はこういっている。

本棚は、外付けできる脳であり、客観的に自分の過去と現在を把握するのを助け、未来の自分の姿を映し出す鏡でもある。そういった本棚の性格を踏まえて本棚を編集すれば、人生さえも編集できる可能性がある。
「編集」という言葉を辞書で引くと、「一定の方針に従って資料を整理し、新聞・雑誌・書物などにまとめること」(『大辞泉』)とある。自分の方針に従って本棚を編集していこう。

常に本棚をアップデートしていくことだ。そのためには本棚の特性に応じた使い分けが必要になる。

本棚をアップデートしてためには、本棚の使いやすさも必要だ。本棚を作るポイントは5つある。

本棚作りのポイントは

・見やすいこと

・2割の余白があること

・勝負本のみを並べる

・多様性はもたせつつ違和感を排除する

・いつも変化していること

 

常に編集が必要であり、見なおす習慣をもつことも大事と書いてある。
自分の使いやすい本棚に常にアップデートしていくことだ。

書評の書き方

『本棚にもルールがある』の著者「成毛眞」さんは、元マイクロソフト社長で、多くの書籍を出版されているとても有名な人。読書家であり、書評サイト『HONZ』の主宰でもある。そんな方が書評の書き方のアドバイスをくれている。

まずは書評の目的。

書評の目的は、読んだ人に、紹介した本を面白いと思ってもらうことだ。そして、その本を買ってもらい、読んでもらうことに意義がある。

紹介した本を面白いと思ってもらうことに意義がある。そして、

書評に個人的な思い入れは不要だ。書き手がどんな経験をしてきた、どんな個性の持ち主かは、読み手には一切の関係がない。書評は読書感想文ではないし、文芸作品でもない。泣かせたり笑わせたりと感動を求める文章に仕立てる必要はない。中身はいかにその本が面白かったかの説明だけになる。極端なことをいえば、書き手がその本を好きか嫌いかや、良いと思うか悪いと思うかは関係ない。ただ、面白いという事実だけを伝えることに全力を尽くすべきだ。

書評には個人的な思い入れは必要ないとのこと、今まではどうしても自分の感想を入れてしまいがちであったけど、それは読書感想文になってしまう。書評に必要なことは、作品の面白さを伝えることであり、この軸をぶらさないようにしないといけない。

本書を読むことで、本棚に対する考えが変わった。本棚を使い分けることは新鮮であり、何より積読用の本棚をという考えが新鮮である。私としてはいますぐ、積読用のタワー本棚を使いたい。

本に対する向き合い方が変わった一冊である。ぜひ、手にとって読んで頂きたい。

創造読書会のこんな記事もおすすめ

私が主催している読書会です

・創造読書会とは

思考力が上がるツール

・マインドマップ

おすすめの本

・非常識な読書のすすめ

・読書をお金に換える技術

・こんな大人になりたい!

・「ボクのインプット&アウトプット法」

・人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。

・大学で大人気の先生が語る<失敗><挑戦><成長>の自立学

・結果を出し続けるために ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則